明けましておめでとうございます。

昨年の暮れに、スチームクリーナーを購入したという方、
使った感想は如何でしょうか。

今まで味わった事のないサッパリ感に感激したと思います。
一方、期待した程のことはなかったという方もいるでしょう。

期待した程ではなかったと感じた方は、取扱説明書をもう一度よく読むと
良いですね。

経験的に不満は、次の2つが主なものであると感じています。

1.床がびしょびしょになった。
2.思ったほど汚れが落ちない。

1.については説明書で使い方を理解すれば解決できます。
使い始めに、ホース内の蒸気を放出してしまいます。こうする事でホース
内の水分や冷めた蒸気をを排除出来ます。
 
この操作をすることで、使い始める時にはボイラー内の熱い蒸気が吹き出し
口から噴出され、びしょびしょ感が減ります。

また、蒸気を出しっ放しで掃除をしたくなりますが説明書にもある通り、
床などの場合は蒸気を断続的に噴出し、クロスに蒸気を含ませながら使う
事がコツです。蒸しタオルで拭き掃除をする感覚です。

もうご存知のように、スチームクリーナーの方式は2種類あります。
一つは、ケルヒャーのようにボイラータンクに圧力をかけて高圧・高温の蒸気
を発生させるやり方です。圧力釜でお湯を沸かす事を想像してください。

立ち上がりに多少時間を要しますが、絶対的なエネルギー保有量がモップ
タイプに比べて優れています。しかし、使っているうちに内部の圧力が下
がり温度も低下します。この状態では本体のランプが点灯して過熱を知ら
せます。

作業をしながら、いちいちランプを確認するのは面倒ですが、慣れればこ
の状態はすぐに分かります。その時に本体をみれば加熱ランプが点灯して
いる筈です。この時は、一時中断して待ちます。

再開する時には、ホース内の蒸気が冷えて水分になっていますから、まず
これを放出してから再開して下さい。

チョッと面倒ですがこれがスチームクリーナーの現実です。恐らく、技術
的に解決する方法はあると思います。しかし、コスト的に勘定に合わない
のではないでしょうか。

もしも、スチームクリーナーが日本で開発された製品なら対策を消費者も
要望するだろうし、メーカーも対応するような気がします。

私個人の想像に過ぎませんが、この辺りの割り切りにヨーロッパの合理的
な考え方が反映されている様に思います。

もう一つの方式は、熱した鉄板に水滴を落として蒸気を発生させる事を想
像して頂ければよいと思います。立ち上がりが早いのが特徴です。
しかし、絶対的なエネルギー量が少ないです。

ホームページに、高温蒸気を発生させることが具体的な温度で表示してあ
ります。そして、必ず※印の注釈があり、その温度は蒸気発生時の温度で
あると書いてあります。

ケルヒャーの場合は蒸気吹き出し口、つまり最終出口の温度です。長い
ホースを通った後でも蒸発寸前の温度が得られています。大きなタンクを
持つメリットです。その反面、使いこなすには面倒な儀式も必要です。
どちらにも一長一短があります。

2.の期待した程汚れが落ちなかったという不満ですが、どんな製品にも
この類の不満はあります。

テレビショッピングの演出の仕方にも責任はあると思います。しかし、購
入するのは大人であり、環境意識の高い方が多いと思っています。

CMはCMとして見て、そこから判断を下すのは自己の責任の範疇だと思
います。劣悪なCM・商品に対してもそうだとは言いません。

せっかく購入した製品ですから、足りない部分の工夫で便利な道具に変わ
ると思います。掃除機の様に頻繁に使うというものではありませんが、一
度所有すると手放せません。壊れたらまた買います。そんな製品です。

それでも不満でしたら、新しいうちに売却して損失を軽減した方が良いで
しょう。